イミテーションゲーム視聴(※ネタバレあり)

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今日はイミテーションゲームを視聴。衝撃的な映画でした。

内容としては、ドイツが戦時中に使っていた暗号機エニグマをイギリスの暗号解読チームが解読するというもので、物語は暗号の解読の功労者である数学者アランの人生とともに進みます。

 

アラン達暗号解読チームは暗号の解読に機械を使い、それが今のコンピューターのもととなっているのには驚きました。また、暗号が解読されていく様は見ていておもしろく(映画的に盛ってるだろうけど)、どきどきしました。

そして、解読した後にその事実を伝えずに秘密裏に勝ちに導くというのは、一番効率がいい方法だとは思いますが、生きる人間と死ぬ人間を決めることであり、人間がやっていいことを超えていると感じました。それでも多くの人が助かったと言う事実があり、彼らはどのような気持ちで行っていたのだろうと思います。

また、最終的にアランはスパイであることが疑われ、同性愛者であることがばれ、有罪となりました。(この頃は同性愛は認められていなかった。)その結果、薬物治療でホルモンを打たれ人間として弱っていき、薬物治療を初めて一年後に自殺しました。同性愛は今でこそ、やりたい人同士でやる分にはいいんじゃないーくらいに思っていますが、この頃は違ったんだなと思いました。

 

後々にこのエニグマの解読のことが明るみに出て、たたえられてるようですが(この映画も含め)死んだ後じゃあ意味ないよな、、、と思ってしまいます。後に多くの人にほめられるより、今目の前の一人にほめられた方が絶対に良いと自分は思います。

なので、アランにも寄り添ってくれる理解者がいたら、、、コンピューターは進化しなかったのかも、、あれ?

映画を見ると感情移入して、こうであってほしいと思いますが、そうなってないからこその今こうして自分は暮らせてるのかも、、、と思う一作でした。

 

 

 

 

 

 

 

アイロボット視聴(※ネタバレあり)

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今日はアイロボットを視聴しました。

内容はロボットが日常的に身近にいる近未来の話で、主人公は過去のトラウマでロボットを信じられないスプーナー刑事(ウィルスミス)で、ロボットの生みの親である博士の自殺から調査を進めていくうちに人工知能が人間を支配しようとしていることに気付き、止めようとするお話です。(止めれた)

 

ストーリー中に出てくる、博士が最後に作った人間に近い感情を持つサニーというロボットが、物語の重要な鍵でしたね~~後半の女性博士を人質にしたふりをしてウィンクをするシーンは個人的に名シーンでした。(ストーリーの前半でスプーナー刑事はウィンクすることを”俺を信じろ”という意味だと言っている)

 

人工知能の危険性のようなものも同時に感じました。人工知能が牙をむく映画は多くありますが、2004年の映画にここまで描かれていると思うと、近い未来に実際に起こってもおかしくないかもしれません。この映画では止められましたが、実際に現在このようなことが起きたらよりひどいことになる気がします。

人間は自分で作ったものに、いつか滅ばされてしまうのかもしれませんね。

この映画では、ラストシーンではすべてが終わった後でサニーが倉庫に戻される大勢のロボットに見上げられている、夢の内容と同じくになり終わりました。もしかしたら、サニーが彼らを束ねて暮らし始めるのかもしれませんね。

 

少し、話がずれてしまいましたが純粋に見て楽しめる作品でしたし、そういった考えさせられる作品でもありました。

 

 

 

ガタカ視聴(※ネタバレあり)

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今日はガタカを視聴しました。

映画友達から薦められて見てみましたが、めちゃめちゃおもしろかった。それでいて、すごくいい話でとても考えさせられました。

 

内容としては、遺伝子操作が可能になり優れた「適正者」と、遺伝子操作をせず自然妊娠で生まれた「不適正者」に分けられ、社会的な差別がある世界のお話で、主人公(ヴィンセント)は宇宙飛行士を目指すも「不適正者」であるために、希望のない生活を送っていて、その主人公が事故により車いすの生活をしている「適正者」のジェロームになりすまし、宇宙飛行士施設に潜り込む話です。

 

ヴィンセントが自分の痕跡をなくすために、毎日徹底的なむだ毛処理から、調査のたびにジェロームの血液や尿と入れ替えるなどとてつもなくなりすます努力をしていて、ヴィンセントの宇宙飛行士になることへの執着を感じました。

 

途中の上司が殺された事による調査では、ヴィンセントが何度も追い詰められて、その度になんとか切り抜けるの見ていて毎回はらはらしました。ですが、毎回周りに悟られないように涼しい顔で乗り切るきるのがかっこよかったです。

 

最後の弟との度胸試しのシーンで、弟が「どうしてだ?(どうしてそんなに沖の方に進んでいけるんだ?)、」と聞いたときにヴィンセントが「俺は戻りのことを考えていない」と言ったのが、弟が「なぜそんなことをするんだ?(経歴詐称までして宇宙飛行士になりたいんだ?)」と聞いてヴィンセントが「俺は後のことを考えていない(それでも俺は行きたい)」という風な問答と重なって二重の意味があるんだろうなと思った。

 

また、最後に同僚の女性へ髪を渡したときに「風がさらっていったわ」というシーンと乗り込む直前に診断する医師みたいな人が別人と分かった上で行かせるシーンは鳥肌ものでした。

 

そんな、ガタカですがヴィンセントが月に行くのと同時にジェロームが自殺したのが悲しくもありました。このシーンだけは、自分には分かりかねました。旅に出る=魂の旅?、自分の役割を果たしたから?、ヴィンセントの邪魔にならないため。

この中だと、役割を果たした(ヴィンセントの夢を見届ける)が近いのかなとは思いました。もともと、ジェロームは大きな重圧で人生を投げ捨てようとしてし損ねて惰性で生きていた用でした。その中で自分と逆の境遇のヴィンセントと出会い夢をサポート使用と思い、それも終わったため、元々死に損ないだったジェロームは死ぬことを選択した。そう考えると、ヴィンセントが戻ってくることを考えていないようですが、これは言葉通り考えておらず、(ヴィンセントの寿命は30歳で過ぎている。ランニングマシンで実際はかなり無理していたなど、宇宙での任務を果たせる体力はない)以上のことから宇宙から帰ってこないと考えられます。

 

このように、考えさせられ、かつ感動する映画でした。

 

 

 

 

 

ハクソー・リッジ視聴。(※ネタバレあり)

※あくまで、映画を見た直感的な感想です。

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プライベートライアンに続き、戦争映画ハクソー・リッジを視聴。

内容としては、沖縄の戦争が舞台で主人公は宗教上人を殺せないアメリカ兵の青年の話で、アメリカ側の視点で描かれた戦争映画です。

 

まず、個人的な正直に感じたのはアメリカと日本の武力差、アメリカ側から見た日本兵の不気味さを感じました。

アメリカ兵はヘルメットをかぶり、自動小銃を持ってたりするのに対して、日本兵はヘルメットもなくライフル一本のような感じ、そして、途中第一小隊が壊滅して戻ってきたときの日本兵を恐れる様子が印象的でした。

やはり、日本は大国アメリカと戦争をすべきではなかったなと見ながら感じたのと同時に、日本兵が倒れていく姿に複雑な想いもありました。

 

その人を殺すはずの戦争に、自分は人を殺さないと言い続けて軍法会議にもかけられても、自分の信念を曲げず貫き通し、周りに認められていく主人公の姿はとても憧れる、、

自分の信念を貫き通すのは難しいことで、周りからは理解されないことも多いのに、自分を貫き通すのは本当にかっこいいと思いました。

 

ほかにも、恋人役のドロシーは究極にかわいいし、軍隊の仲間や軍曹もイケメンでムキムキだし、アメリカの彫りの深いイケメンに生まれたかったーー(時すでに遅し、日本もいい国だよね)と思いました。

 

話はずれましたが、戦争のシーンでは悲惨なシーンが多く、個人的にはプライベートライアンと同等かそれ以上にぐろかったですが、だからこそ、その中で信念をまげなかった事がよりすごいと感じられました。

そんな感じで、どちら陣営というより一人の英雄の話という風な作品なんだと思いましたが、最後の方に部隊が一致団結し壮大な音楽が流れながら日本兵が殺されていくシーンなどは、正直(むむむ?)と思うところもありましたが、それはどちらかが必ず負けているという史実に基づいた戦争映画の受け止め方の難しさでもあると思いました。

そのため、今度は日本側の視点での戦争映画などを見て、自分なりにこの作品や戦争についても自分の中に落とし込みたいと思います。

 

 

 

 

ファイト・クラブ見た感想(※ネタバレあり)

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今日はファイトクラブ視聴。

あと、この作品はネタバレ知っちゃうと楽しみが少なくなるから、これから見るかもしれない人は見ない方がいいかもー。

 

 

内容としては、現実に不満を感じる不眠症の青年であるエドワード・ノートン)が、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピッド)と出会い、生を感じるために殴り合うファイト・クラブをつくるという話です。

結論から言うとタイラー・ダーデンは同一人物で、僕がこうなりたいという理想像(むきむきで自信家で自由なブラピ)を自分の中に作り上げていたようです。つまり、二人でやっていたことは全部自分一人でやっていたということで、タイラーとの殴り合いも一人で自分を殴っていたと言うことになります。ここら辺は、自分で説明しててもよくわからんので気になったら見てくれ!(ネタバレ済み、謝罪)

つまり、はタイラーとの二重人格で不眠症なのもその時間はタイラーが体を動かしていたってわけですわ、、

 

と言う訳なんですが、自分は事前知識なしで見たから普通に気付かずめちゃびっくりしました。

途中のマーラの朝の反応とか、二人が他人と関わるときはどちらかしか話したりしてないしと、不思議なところはないわけではなかったんですが、実際に話してるし、殴り合ってるし、、ということで気にとめてませんでしたわ、、

感想のサイトとか見たら、途中で感づいた人とかが多くて「ま、マジか、、」ってなりました。(自分が鈍感なのかも、、)

 

あと、この作品ではサブリミナル効果ってのがよく使われてたみたいです。

(聞いたことくらいしかなかったので調べたら、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされる効果です。)

この作品では、ブラピが何回か映像に出てきて不気味な印象を与えてたようです。実際、何回かブラピの輪郭が見えたんですが、古いパソコンで見てるし映像が割れたのかな位にしか思いませんでした(笑)

 

あと、この映画はメッセージ性が強くタイトルのファイトは人生との戦い方という意味なのかもと思いました。作中のブラピから投げ出される数々の言葉には心を動かされるものがありました。

ブラピ:「お前はものの奴隷だ!」

自分:「ぐう、、」

ブラピ:「ライフスタイルの、消費の奴隷だ!」

自分:「ぐう、、」

という感じで、ほかにも数々の名言がありました。

ほかにも、この映画自体がえいがという作中作だという話だったりと、考察ポイントはまだまだありますが、自分の説明力じゃ伝えきれないので割愛します。

 

この作品を通して、死ぬことを意識して生きれば、何もおそれるものはないし、自分にはもっと人生を必死に生きることが必要な気がしました。とにかく、今までの自分の価値観、常識が覆され、かつ、生きる力みたいなものが沸き上がってくるような映画でした。

 

 

 

ヴェノム見た(※ネタバレあり)

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今日は映画館でヴェノム見てきました。

まず、印象としては「ヴェノムいいやつ過ぎるやろ!」と思った。エディが死んだら自分も死ぬから守ると言いつつ、エディの恋愛にアドバイスするし、最後身をもってエディを助けたりと、ヴェノムイケメン過ぎる。

ヴェノムとエディの関係が某漫画の右手に寄生するものと似てる気もしたが、それも含めおもしろかった。

 

映画全体を通しては、ヴェノムが寄生(共生)するまでの時間は少し長く感じてしまったが、その分もあってかヴェノムが出てきてから最後までは展開も早く短く感じた。

映画自体の長さもそんなに長くなく、2時間しないくらいだと思う。

 

ヴェノムと協力して、バイクで逃げるシーンとヴェノムとライオットの戦いは迫力があって特におもしろかった。

 

敵役のドレイクも人類のために犠牲にするという無情な姿勢が敵キャラとして、映画を引き立たせてたと思う。

 

個人的には、何でもそうだけど特に劇場で見てほしいと思った。

 

蛇足:予告編で流れてたボヘミアンラプソディと七つの会議が気になったので、是非見に行きたい。

 

 

この世界の片隅に視聴(※ネタバレあり)

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今回は”この世界の片隅に”を視聴。

前々から気になっていたので、この土曜に見ました。

さて、内容は主人公のすずが呉に嫁いでの日常が描かれています。時代としては第二次世界大戦とかぶっており、すずの出身が広島なので「ああ、、」と思いました。

途中、妹が広島に帰ることを薦められたときに、すぐ帰っていたらすずも、、、、、、ということもありましたね。

 

すずの声の”のん”さんの声もこの作品の世界観にベストマッチしていて、作品のテンポもよく見やすかった。

日常の中で生活の工夫をしているところなども、すずからは悲観的な感じはなく、前向きに行っており、途中にすずが「私達の戦いはどんなものでも使って、生きること」と言ったのが印象的で、この時代を生きた人の心なんだと思いました。

 

また、空襲が何度も何度も来ているときに晴美が「空襲飽きた!」と言っているのが印象的で、当時の人は戦争の戦況などもだいたいしか把握しておらず、その状況で配給が少なくなり倹約させられるわけなので、大変なものだと思います。そのため、負けたと知らされてのすずの気持ちもまっとうなものだと思いました。

 

この映画は原作があるため、どこをカットしたなどの話は避けられないと思いますが、私はこ作品は傑作だと思います。この先、原作も読んでみたいと思いますがそれは変わりません。

 

また、途中途中で行われるすずの中?で行われる絵の具での現実の描写も新しいものだと感じました。

 

特段、泣かせにくることもなく、日常をテンポよく描かれている作品だが、とても語り甲斐があり、考えさせられる作品だった。